INVESTMENT
英国や欧州で投資してみたい。
不動産
日本ではバブル時代後の価値急降下と労働人口減少と高齢化により不動産の価値が上昇していくという印象は無いですが、多くの外国からの投資の比率が大きく世界経済に直接組み込まれている感のあるロンドン、パリ、ベルリンなどの欧州の大都市においてはアラブ人、ロシア人や中国人など世界中の投資家が購入しているため、安定しています。
ギリシャでは経済が破綻しているために、不動産の価値が大幅に下落していますが、不動産投資家にビザを与える政策のため、多くの中国人投資家が不動産購入をしているようです。
EUの中では独立運動のためバルセロナの不動産が下落したり、ルーマニアの商業不動産が上昇したり、さながら株式市場のように日々変遷していっています。
予算が限られている投資家で、ある程度リスクを取るのであれば、いろいろな選択肢があります。場所のみならず、建築学上価値のある物件や、ユニークなデザインのものを見つけて改装したりするなどで、過小価値の資産を見つけることができるのではないかと思います。
会社買収
ゼロから起業するのではなく、中小企業の買収(M&A)も検討されてはいかがですか。以下が中小規模の会社買収の理由です。
- 技術力のある会社 - ソフトバンクが英国ARMSを買収したのが例です。
- 御社の欧州販売代理店 - 長年の付き合いで会社の内情もよく知っているかもしれませんし、代理店を買ってしまえば不毛な競合などする必要は無くなります。
- 進出したい市場に強い会社 - 例えば中国市場にかなり踏み込んでいるドイツ資本の会社など、進みたい方向性を加速して推進するのに良いかもしれません。
- 関連分野や多角化 - 御社の主力製品と補完するような商品を扱っている会社、多角化経営の観点から相性がよさそうな会社など。
- 人材引き抜き - どうしても引き抜きたい人材やチークがあれば、会社全体を買ってしまうというのは方法でしょう。
クラシックカー
スポーツカーの資産価値というものは注目されています。例えば、1960年代の日本が舞台となった映画「007は二度死ぬ」に登場したトヨタ2000GTという日本のスポーツカーで一番有名な車種は新品で238万円で販売されていましたが、昨年度アメリカで深紅の良い状態の車がオークションで1億6千万円で売られたようです。
ヨーロッパにはアストンマーティン、フェラーリ、ランボルギーニなど高級車のみならず、生産数が多くてもアイコニックなデザインということで価格がキープされる車はたくさんあります。例えば、砲弾のような形で油で車体が上がるシトロエンDS、木製の部品も多いシトロエン2CV 、60年代のイメージのあるフォルクスワーゲンのビートルや英国のミニクーパーなどは、純性部品の多い程度の良いものを購入しておくのは良いかもしれません。
美術品
クリスティーズやサザビーズなどのオークションハウスのみならず、もっと規模の小さいギャラリーなどから、これからのアートを代表するような作品を発掘できるかもしれません。
ヴィンテージワイン
150万円程度の資金でかなり投資効果が高いと言われているのが、ヴィンテージワインです。価格についてもかなり整備がされていますが、個人のコレクターやワイナリーと接触しながら地道にポートフォリオを作るのが良いと言われています。
ウイスキーなどの市場も活発になってきております。